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ペプチド抗体作製
ポリクローナル抗体作製サービス
ニーズにあわせて選択できる、便利で割安なキットを各種用意しております。
現在価格改定中につき、 価格については、恐れ入りますが、tech@jbios.co.jpにお問い合わせください。
抗ペプチド ウサギ抗体キット
もっとも一般的なポリクローナル抗体が手軽にご注文いただけます。
免疫動物 |
抗原 |
キット名 |
免疫日数 |
免疫回数 |
抗原 ペプチド数 |
キット価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ウサギ 2羽 |
ペプチド |
ウサギA ペプチド1抗原キット |
53日 |
3回免疫 |
1 |
★ |
ウサギA ペプチド2抗原キット |
2 |
★ |
||||
ウサギA ペプチド3抗原キット |
3 |
★ |
||||
ウサギB ペプチド1抗原キット |
88日 |
4回免疫 |
1 |
★ |
||
ウサギB ペプチド2抗原キット |
2 |
★ |
||||
ウサギB ペプチド3抗原キット |
3 |
★ |
※抗体獲得の可能性を高めるために、複数の抗原ペプチドの使用をお勧めします。
これらのキットには以下のサービスが含まれています。
(1) 抗原ペプチド設計に関する支援サービス
目的とするタンパク質の配列情報をもとに、下記 a)~e)の検討を行い、抗原ペプチドの配列を提案いたします。
a)抗原性、疎水性及び反応性
b)ペプチドの特異性を確認するためのブラストサーチ
c)二次構造分析(シグナルペプチド、膜貫通ドメイン、DNA結合ドメイン及びその他の分析)
d)特異的抗原性ペプチドを特定するための配列解析
e)合成の難易度を予測して配列決定するための事前分析
(2) ぺプチド合成
15残基まで (純度70%以上)、約20mg
※15残基を超える場合、4,300円/残基(追加料金)となります。
※ペプチド TOF-MASS 分析データ 添付、未使用ペプチドは、抗体と同時に発送します。
※ペプチドの保存については、ペプチド取り扱い及び保存に関する注意事項 をご覧ください。
(3)キャリアコンジュゲーション
通常はKLHですが、必要に応じてBSA、Ovalbumin等のキャリアに変更可能です(無償)。
(4)ウサギ2羽への免疫
Aキット:3回, Bキット:4回
※ウサギは NewZealand white rabbit を使います。
※5羽のウサギについて 免疫前テスト採血を行い、選別していただく、ウサギ 免疫前スクリーニングサービス
(有償 20,000円)もご利用いただけます。(免疫前血清 5羽分、各 1 mL を提供します。)
(5) テスト採血
・Aキット:免疫前採血5mL、39日目採血12~15mL、各々ELISA実施
・Bキット:免疫前採血5mL、53日目及び74日目採血5mL、各々ELISA実施
※テスト採血をお手元で確認されるとき、通常ウエスタンブロットが使われます。
ウエスタンブロットで起きるトラブルについては、ウェスタンブロットでおきがちな問題と対策をご覧ください。
(6) 最終全採血
テスト採血の結果をご確認いただき、最終採血のご指示をいただいて、全採血に移ります。
標準日程では
Aキット: 53日目、
Bキット: 88日目
となります。
(7) 抗体精製 及び 活性の把握
最終採血品5mLに対して、ペプチド固相カラムによるアフィニティー精製を行います。
精製の際、いずれか一方のウサギの血液(または2羽の血液をプールしたもの)を使用しますので、ご要望があればご指示ください。
また、複数の抗原ペプチドをご使用の場合、精製に使用するペプチドは「活性の高い一方」または「複数」を指定することができますので、ご指示ください。
複数抗原キットに含まれているアフィニティー精製カラムは1種類です。
従って、抗原毎の精製が必要な場合、1カラム毎に28,000円の追加負担となります。
最終採血品及びアフィニティー精製品についてELISAを実施します。
(8) 最終精製品の納品時に、アフィニティー精製カラム 及び 精製プロトコールをお届けいたします。
精製プロトコールを参照ください。
※抗体の保存、取り扱いについては、抗体の保存と安定性についてをご覧ください。
Aキットは、目的抗体をできる限り早く得るための、最短の免疫のスケジュール設定となっております。
Aキットで免疫スケジュールを開始し、テスト採血段階で十分な活性が得られていないと判断された場合、Bキットへの移行が可能です。
つまり活性の上昇が不十分と判断されたときは 免疫期間を延長し、追加免疫に移ることが可能です。
追加免疫 | 追加負担 20,000円(税別) ・ペプチド追加免疫:ウサギ各1回、免疫期間の延長:通常2週間 |
---|---|
ELISA テストを含む追加免疫 | 追加負担 30,000円(税別) ・ペプチド追加免疫:ウサギ各1回、免疫期間の延長:通常2週間、テスト採血、ELISAテスト |
抗リン酸化ペプチド抗体キット
免疫動物 |
ウサギ2羽 |
---|---|
抗原 |
リン酸化ペプチド |
キット名 |
抗リン酸化ペプチド抗体ウサギBキット |
免疫日数 |
88日 |
免疫回数 |
1(リン酸化ペプチド) 但し、非リン酸化ペプチドを精製・ELISA目的で使用 |
キット価格 |
★ |
リン酸化特異的抗体を獲得するため、リン酸化ペプチドを用いて免疫します。
※その他のサービス内容は、上記(抗ペプチド ウサギBキット)と同じです。
抗タンパク ウサギ抗体キット
免疫動物 |
抗原 |
キット名 |
免疫日数 |
免疫回数 |
キット価格 |
---|---|---|---|---|---|
ウサギ 2羽 |
ご提供いただくタンパク質 |
抗タンパク ウサギAキット |
53日 |
3回免疫 |
★ |
抗タンパク ウサギBキット |
88日 |
4回免疫 |
★ |
||
※★についてはtech@jbios.co.jpまでお問い合わせください
※ご提供いただく抗原:タンパク質 (500 μg 以上)
※免疫回数や量を増やすことにより、危険が伴う可能性があります。免疫する抗原の毒性に伴う事故については、免責とさせていただきます。
※タンパク質以外の各種ハプテンについても 抗体作製の経験があります。ご相談ください。
このキットには以下のサービスが含まれています。
(1) 抗原ペプチド設計に関する支援サービス
目的とするタンパク質の配列情報をもとに、下記 a)~e)の検討を行い、抗原ペプチドの配列を提案いたします。
a) 抗原性、疎水性及び反応性
b) ペプチドの特異性を確認するためのブラストサーチ
c) 二次構造分析 (シグナルペプチド、膜貫通ドメイン、DNA結合ドメイン及びその他の分析)
d) 特異的抗原性ペプチドを特定するための配列解析
e) 合成の難易度を予測して配列決定するための事前分析
(2) ぺプチド合成
15残基まで (純度70%以上)、約20mg
※15残基を超える場合、4,300円/残基(追加料金)となります。
※ペプチド TOF-MASS 分析データ 添付、未使用ペプチドは、抗体と同時に発送します。
※ペプチドの保存については、ペプチド 取り扱い及び保存に関する注意事項 をご覧ください。
(3) キャリアコンジュゲーション
通常はKLHですが、必要に応じてBSA、Ovalbumin等のキャリアに変更可能です。(無償)
(4)ウサギ2羽への免疫
Aキット:3回
Bキット:4回
※ウサギは NewZealandwhiterabbitを使います。
※5羽のウサギについて免疫前テスト採血を行い、選別していただく、ウサギ免疫前スクリーニングサービス(有償 20,000円)もご利用いただけます。(免疫前血清5羽分、各1mLを提供します。)
(5) テスト採血
・Aキット:免疫前採血5mL、39日目採血12~15mL、各々ELISA実施
・Bキット:免疫前採血5mL、53日目及び74日目採血5mL、各々ELISA実施
※テスト採血をお手元で確認されるとき、通常ウエスタンブロットが使われます。ウエスタンブロットで起きるトラブルについては、テクニカルサポートページの【ウェスタンブロットでおきがちな問題と対策】をご覧ください。
(6) 最終全採血
テスト採血の結果をご確認いただき、最終採血のご指示をいただいて、全採血に移ります。
標準日程では、Aキット:53日目 / Bキット:88日目 となります。
(7) 抗体精製 及び 活性の把握
最終採血品 5mL に対して、ペプチド固相カラムによる アフィニティー精製を行います。
精製の際、いずれか一方のウサギの血液(または 2羽の血液をプールしたもの)を使用しますので、ご要望があればご指示ください。
また、複数の抗原ペプチドをご使用の場合、精製に使用するペプチドは「活性の高い一方」または「複数」を指定することができますので、ご指示ください。
複数抗原キットに含まれている アフィニティー精製カラムは1種類です。
従って、抗原毎の精製が必要な場合、1カラム毎に28,000円の追加負担となります。
最終採血品 及び アフィニティー精製品について ELISA を実施します。
(8) 最終精製品の納品時にアフィニティー精製カラム 及び 精製プロトコールをお届けいたします。
Aキットは、目的抗体をできる限り早く得るための、最短の免疫のスケジュール設定となっております。
抗体産生の観点から、Bキットのスケジュールの方がより免疫活性の高い抗体が得られる可能性があります。
Aキットで免疫スケジュールを開始し、テスト採血段階で十分な活性が得られていないと判断された場合、Bキットへの移行が可能です。
つまり、活性の上昇が不十分と判断されたときは、免疫期間を延長し、追加免疫に移ることが可能です。
追加免疫 | 追加負担:20,000円(税別) ・ペプチド追加免疫:ウサギ各1回、免疫期間の延長:通常2週間 |
---|---|
ELISA テストを含む追加免疫 | 追加負担:30,000円(税別) ・ペプチド追加免疫:ウサギ各1回、免疫期間の延長:通常2週間、テスト採血、ELISAテスト |
抗ペプチド ニワトリポリクローナル抗体
ニワトリ抗体のIgYは、哺乳動物のIgGに相当し、IgYのFcフラグメントはIgGと異なるので、哺乳動物タンパクとはクロスしない利点があります。
また、卵黄でもIgYが集積し、抗体が多量に得られる利点もあります。
但し、抗ペプチド抗体では、免疫活性の上昇はウサギと比較し、低いことが多いようです。
抗タンパクニワトリ抗体では比較的活性上昇が良好です。
免疫動物 |
抗原 |
キット名 |
免疫日数 |
免疫回数 |
抗原 ペプチド数 |
キット価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ニワトリ2羽 |
ペプチド |
ニワトリ IgY 精製なし 1抗原キット |
90日 |
4回免疫 |
1 |
★ |
ニワトリ IgY 精製なし 2抗原キット |
2 |
★ |
||||
ニワトリ IgY 精製なし 3抗原キット |
3 |
★ |
||||
ニワトリ IgY 精製付き 1抗原キット |
1 |
★ |
||||
ニワトリ IgY 精製付き 2抗原キット |
2 |
★ |
||||
ニワトリ IgY 精製付き 3抗原キット |
3 |
★ |
※★についてはtech@jbios.co.jpまでお問い合わせください
※本キットのテスト採血量および最終採血量は、以下の通りです(抗ペプチドウサギBキットとは異なります)。
テスト採血量 | 各 1~2 mL |
---|---|
各 1~2 mL | 15~20 mL |
抗タンパク ニワトリポリクローナル抗体
免疫動物 |
抗原 |
キット名 |
免疫日数 |
免疫回数 |
卵黄 IgY 精製 |
キット価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ニワトリ2羽 |
ご提供いただく タンパク質 |
抗タンパク ニワトリ IgY 精製なし キット |
90日 |
4回免疫 |
IgY 精製なし |
★ |
抗タンパク ニワトリ IgY 精製付き キット |
IgY 精製あり |
★ |
||||
※★についてはtech@jbios.co.jpまでお問い合わせください
このキットには以下のサービスが含まれています。
(1) 提供された タンパク質 の調製 | 必要量:250 μg / 羽 |
---|---|
(2) ニワトリ2羽への免疫 | 4回 |
(3) テスト採血 | 免疫前採血 2mL、 55日目 及び 76日目採血 2 mL |
(4) 最終全採血 | (4) 最終全採血 |
(5) IgY 精製 ( IgY 精製付きキットのみ) | 卵黄から IgY 精製 を行います。 |
保証について
弊社が提案させていただいた抗原ペプチドを採用した場合、途中採血、最終採血のすべてにおいて、希釈倍率1/2000(ニワトリの場合は1/800)におけるELISAのOD値が1未満である場合、見積金額の30%を値引きさせていただきます。
最終免疫以前の動物死亡の場合は、弊社の責任において別個体への免疫をさせていただきます。
別個体への免疫を不要とされるときは、見積金額の30%を値引きさせていただきます。